フィンランドのドクターヘリ会社FinnHEMSが地上との連絡に450MHz帯のLTEを活用するテストを実施
- 2015年05月22日
- 海外携帯電話
フィンランドのヘリコプタ救急サービス会社であるFinnHEMSは地上との連絡にLTEネットワークを活用するテストを実施したことを明らかにした。
Ukkoverkotが提供するLTEネットワークを活用してヘリコプタと搬送先の病院の間でビデオ会議を行い、搬送先の病院に対して事前に患者の状態を伝える目的があるとのことである。
FinnHEMSはフィンランド南部でテストを実施済みで、テストの結果については驚くほどうまく機能していると明らかにしている。
Ukkoverkotはブランド名をUkko Mobileとして移動体通信サービスを提供しており、LTEサービスの周波数はFDD-LTE 450(B31) MHzを使用している。
世界で初めてFDD-LTE 450(B31) MHzにおけるLTEサービスを商用化した移動体通信事業者であり、当然ながらFinnHEMSのテストではFDD-LTE 450(B31) MHzのネットワークを活用したことになる。
フィンランドでは複数の移動体通信事業者がLTEサービスを提供しているが、FinnHEMSはUkkoverkotがフィンランドでは最もLTEサービスの提供エリアが広いため、UkkoverkotのLTEサービスを利用したという。
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