Pantechの金浦工場が最後の稼働、Verizon向けLTEモデムを製造
- 2015年06月01日
- 海外携帯電話
韓国のPantechは金浦市内の工場を一時的に再稼働させていたことが韓国メディアの報道で分かった。
法定管理の申請後はしばらく金浦工場が稼働していない状況にあったが、2015年5月26日~5月30日の間に米国の移動体通信事業者であるVerizon Wireless向けのLTE対応USBモデムを製造するために、一時的に金浦工場を稼働させていたという。
全盛期は1400人もの従業員が勤務しており、トイレも並ばなければならないくらい混んでいたとされるが、2015年5月26日~5月30日の間にはわずか17人のみが出勤してLTE対応USBモデムを組み立てたとのことである。
2015年5月26日~5月30日の間に2380台のUSBモデムを組み立て、2015年6月1日に出荷される計画となっている。
Pantechは企業再生手続きの廃止を申請しており、清算に向かう可能性が高く、金浦工場の稼働は今回が最後とされている。
金浦工場に出勤した従業員はアルバイトなどで生計を立てているというが、Pantechの誇りと責任感を持ち、Verizon Wirelessとの契約を履行するために業務を行ったという。
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