中国の信威がマラウイで携帯電話サービスに新規参入へ、McWiLL方式を採用か
- 2015年06月10日
- 海外携帯電話
中国のXinwei Telecom Enterprise(信威通信産業)グループの中核企業であるBeijing Xinwei Telecom Technology(北京信威通信技術)はマラウイで移動体通信事業に新規参入する方針であることがマラウイ政府が運営するMalawi News Agency Onlineの報道で分かった。
Beijing Xinwei Telecom Technologyは安価なソリューションと高度な技術によって農村部を重視した移動体通信サービスの提供を計画しているという。
マラウイは農村部に居住する人口が8割と多く、農村部における移動体通信サービスの改善が必須と主張している。
10~20米ドル程度の安価な携帯電話を製造し、音声通話やインターネットなどを提供すると、音声通話サービスも提供する計画であることを明らかにしている。
マラウイの政府関係者は農村部をカバーすることが可能で中国企業から提案された安価なソリューションは理想的であると、Beijing Xinwei Telecom Technologyの参入には前向きな反応を示している。
Beijing Xinwei Telecom Technologyはカンボジアで移動体通信サービスの参入に成功したことを事例として挙げており、マラウイではカンボジアと同様にMcWiLL方式を採用する可能性がある。
携帯電話はXinwei Telecom EnterpriseグループのChongqing Xinwei Telecom Technology(重慶信威通信技術)が製造する見通しで、ネットワークから端末まですべてXinwei Telecom Enterpriseグループが手掛けることになる。
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