タイのCAT Telecomが850MHz帯でLTEサービスの提供を計画

タイの移動体通信事業者であるCAT Telecomは850MHz帯でLTEサービスを提供することを計画していることが分かった。

すでにCAT Telecomはタイの行政機関で電気通信事業を管轄するNational Broadcasting Telecommunications Commission(NBTC)にこの計画を提出したという。

CAT Telecomが保有する850MHz帯ではW-CDMA方式を提供しており、CAT Telecomがmy by CATブランドで展開する移動体通信サービスで活用しているほか、TrueMove Hブランドで展開するReal Moveの3Gサービスに周波数を貸し出している。

タイ全土でCAT Telecomは13500局の850MHz帯に対応したW-CDMA基地局を稼働させており、900万近くのユーザが利用しているという。

900万近いユーザのうち約800万ユーザがReal Move、70万ユーザがmy by CATとしており、Real Moveへの貸し出しが中心となっていることが分かる。

CAT TelecomはLTE用に割り当てられる1.8GHz帯の周波数オークションが実施される2015年11月までにこの計画が承認されることを希望しているとのことである。

また、CAT Telecomはdtacブランドで展開するTotal Access Communicationに貸し出している1.8GHz帯の周波数をGSM方式からLTE方式に転用させる計画も提出している。

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