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韓国の携帯電話キャリア3社は第4のキャリア参入に反対の意思を示す



韓国の移動体通信事業者3社は第4の移動体通信事業者が新規参入することについて、反対の意思を示していることが韓国メディアの報道で分かった。

韓国の行政機関で電気通信事業などを管轄する未来創造科学部は第4の移動体通信事業者の参入を支援する立場を示しており、2017年にも新規参入となる移動体通信事業者がサービスを開始する可能性が高いと見られている。

未来創造科学部は移動体通信事業者の新規参入を後押しする一方で、既存の移動体通信事業者であるSK Telecom, KT, LG U+は反対の意思を示しているという。

既存の移動体通信事業者の関係者からは「市場はすでに飽和状態」「競争が激しくなると後発は潰れる」「仮想移動体通信事業者(MVNO)の活性化を推進する政策と衝突する」などの意見が出ている。

未来創造科学部は仮想移動体通信事業者の活性化を進める政策を同時に推進しているが、「仮想移動体通信事業者が市場を変えるには限界があるため移動体通信事業者の新規参入を促す」としており、移動体通信事業者とは見解が割れている。

また、未来創造科学部は新規参入を促進するために、2.6GHz帯における40MHz幅を優先的に割り当て、参入する移動体通信事業者側にFDD-LTE方式とTD-LTE方式を選択する権利を与え、当分は既存の移動体通信事業者のネットワークを利用した国内ローミングを認めるなど、新規参入の移動体通信事業者には甘い条件を付与する方針を示しており、既存の移動体通信事業者3社は好ましくないように捉えている可能性がある。

移動体通信事業者の新規参入に関する計画は、2015年6月中に具体的な案を決定し、2015年8~9月に周波数の割り当て条件の発表と新規参入の申請書を受理し、2015年10月に選定結果を発表する計画としている。

日本のSoftBankグループが韓国で移動体通信事業者としての参入を計画しているとの報道もあり、引き続き注目しておきたいところである。

NAVER NEWS

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