ITUによる第5世代移動通信システム(5G)の正式名称はIMT-2020に
- 2015年06月19日
- 携帯電話総合
国際電気通信連合(ITU)の無線通信部門(ITU-R)は2015年6月10日~6月18日に米国のサンディエゴで記載されたITU-R 5D作業部会(WP5D)において第5世代移動通信システム(5G)の正式名称をIMT-2020とする方針を決めた。
5Gの正式名称としてはIMT-2020やIMT-2020 Connectが候補となっていたが、日本も推薦していたIMT-2020に統一することにし、これがITUによる5Gの正式名称となる。
なお、第4世代移動通信システム(4G)はIMT-Advanced、第3世代移動通信システム(3G)はIMT-2000である。
IMT-2020 Connectは省略形としてIMT-2020と呼ぶことを認めるとしていたが、大多数がIMT-2020の呼称を支持したためにIMT-2020と呼ぶことで決定した。
この呼称は2015年10月にITUが本部を設置するスイスのジュネーブで開催されるITU-Rの総会である無線通信総会において正式に承認される予定である。
IMT-2020は2020年中の標準化完成を目指すとしている。
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