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インドネシアの2015年Q1におけるスマートフォン出荷台数シェアでトップ5にインドネシア企業3社が入る



調査会社のCounterpoint Technology Market Researchはインドネシアの2015年第1四半期におけるスマートフォンの出荷台数に関する調査結果を発表した。

スマートフォンのメーカー・ブランド別の出荷シェアはトップが韓国のSamsung Electronicsで、2014年第4四半期の26.4%から32.9%に増加している。

2位がEvercossブランドで展開するインドネシアのAries Indo Globalで、2014年第4四半期の13.4%からわずかに減らして13.1%となっている。

3位がインドネシアのSmartfren Telecomで、2014年第4四半期の15.4%から12.9%に減らしている。

4位がインドネシアのAdvan Digitalで、2014年第4四半期の7.7%から7.1%に減少した。

5位が中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications(広東欧珀移動通信)で2014年第4四半期の8.8%から6.1%に減らした。

その他は2014年第4四半期の28.3%から27.9%となっている。

Samsung Electronicsが好調で、大幅にシェアを伸ばしていることが分かる。

また、トップ5にはシェアは減らしたもののインドネシアのメーカー・ブランドが3社も入っている。

Smartfren Telecomは移動体通信事業者であり、基本的に移動体通信事業者のブランドで展開しているためスマートフォンのブランドとして認知されており、製造は中国のQingdao Haier Telecom(青島海爾通信)やQingdao Hisense Communication(青島海信通信)などが担当している。

スマートフォンやフィーチャーフォンを含めた携帯電話のメーカー・ブランド別の出荷シェアも公開されている。

トップがSamsung Electronicsで、2014年第4四半期の19.0%から21.2%に増加した。

2位がインドネシアのAries Indo Globalで、2014年第4四半期の18.2%を維持している。

3位がNokiaブランドを含めたMicrosoft Mobileで、2014年第4四半期の15.6%から10.9%に減らしている。

4位がMitoブランドで展開するインドネシアのMaju Express Indonesiaで、2014年第4四半期の7.3%から8.5%に増加した。

5位がSmartfren Telecomで2014年第4四半期の7.8%から6.7%に減らした。

その他は2014年第4四半期の32.1%から34.5%に増加している。

インドネシア政府はLTEサービスの普及を促進し、また輸入品への課税やインドネシア製部品の利用率に一定以上の基準を設けるなどインドネシアの産業発展に向けた施策を実施している。

これにより、多数のメーカー・ブランドはインドネシア国内の製造を開始しており、インドネシアのメーカー・ブランドから相次いで低価格なインドネシア製のLTE対応スマートフォンが登場する見通しである。

インドネシアでは各移動体通信事業者のLTEサービスが本格化してLTE対応スマートフォンの需要が高まる中で、低価格を武器とするインドネシアのメーカー・ブランドが低価格なLTE対応スマートフォンを投入することで、今後は四半期ベースのシェアを大きく動かす可能性がある。

Counterpoint Technology Market Research

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