キューバのCubacelがプリペイドSIMの残高転送サービスを開始
- 2015年06月30日
- 海外携帯電話
キューバの移動体通信事業者でキューバ国営のEmpresa de Telecomunicaciones de Cuba S.A.(キューバ電気通信公社:以下、ETECSA)はサービスブランドをCubacelとして展開する移動体通信サービスにおいてプリペイドSIMカードの残高転送サービスを2015年6月29日より開始した。
残高転送サービスはプリペイド契約が対象で、ポストペイド契約は対象外となっている。
ダイヤル画面で*234#と入力して発信すると、残高転送サービスに関するメニューが表示されるため、表示内容に従って残高転送サービスを利用できる。
利用料は転送額に関係なく0.3キューバ兌換ペソ(約36.9円)で固定されている。
転送可能な最少額は0.01キューバ兌換ペソ(約1.23円)となっており、残高転送サービスを利用するには少なくとも利用料と合わせて0.31キューバ兌換ペソ(約38.13円)の残高を保有している必要がある。
残高転送サービスを利用することでプリペイドSIMカードの有効期限が変わることはないが、有効期限が迫っているプリペイドSIMカードに残高が残っている場合は、残高転送サービスを利用して有効期限が長いプリペイドSIMカードに残高を転送すれば残高の利用期限を延ばせる。
キューバは米国との国交正常化交渉で世界から注目を浴びているが、ETECSAは2015年より保有回線数の緩和やOSにAndroidを採用したスマートフォンを販売開始しており、キューバの移動体通信事情も大きく変わりつつある。
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