韓国のスマートフォン販売シェアが判明、6月はサムスンが6割超を維持

Tweet

韓国の行政機関の一つである未来創造科学部は韓国におけるスマートフォンの販売台数に関する調査結果を公表した。

調査結果ではメーカー別のシェアが明らかにされている。

2015年6月1日～6月21日の集計ではトップが韓国のSamsung Electronicsで63.4%、2位が韓国のLG Electronicsで20.9%、3位が米国のAppleで13.1%、その他が2.6%となっている。

シェアの推移も公開されており、Samsung Electronicsは2015年1月が56.4%、2015年2月が49.3%、2015年3月が53.6%、2015年4月が69.0%、2015年5月が63.0%である。

LG Electronicsは2015年1月が17.5%、2015年2月が20.9%、2015年3月が17.2%、2015年4月が13.4%、2015年5月が20.8%としている

Appleは2015年1月が22.3%、2015年2月が26.1%、2015年3月が24.8%、2015年4月が15.3%、2015年5月が13.4%となる。

その他は2015年1月が3.9%、2015年2月が3.7%、2015年3月が4.4%、2015年4月が2.2%、2015年5月が2.8%である。

1ヶ月ごとの集計であるため数値の変動が大きいが、新製品の発売などが大きく反映されているとも言える。

2015年4月にはSamsung ElectronicsのフラッグシップとなるSamsung Galaxy S6とSamsung Galaxy S6 edgeが発売されて影響で、2015年4月には70%近くとなった。

LG ElectronicsのフラッグシップとなるLG G4は2015年4月29日に発売されたが、月末であるため2015年4月分の集計には大きく反映されていない。

2015年5月は20%を超えており、LG G4の発売により販売台数を伸ばしたことが集計結果に反映されたと考えられる。

Appleは次期iPhoneが発売されるまで、大きくシェアを増やすことはないと思われる。

その他は韓国のPantech、日本のSony Mobile Communications、中国のHuawei Technologies(華為技術)、台湾のAcer(宏碁)などの合計となるが、それでも2015年に入ってからは5%を上回ることなく苦戦していることが分かる。

未来創造科学部