Pantechがインドネシアのスマートフォン市場に参入へ
- 2015年07月18日
- Android関連
韓国のOptisを中心としたコンソーシアムはPantechを買収することで同社と合意し、それに伴いOptisを中心としたコンソーシアムの主導権を握るOptisはPantechに関する今後の計画を明らかにした。
Pantechのスマートフォン事業は継続する方針で、インドネシアを中心とした東南アジアのスマートフォン市場を攻略する計画を示し、2016年初めまでに新型のスマートフォンをインドネシアに投入する予定という。
1年以内にスマートフォン事業を正常化し、韓国のスマートフォン市場にも再挑戦する方針とのことである。
インドネシアはLTEサービスが本格化し、低廉なLTE対応スマートフォンの需要が高まっている。
市場規模が大きいことから、世界の多くのメーカー・ブランドが注目しており、インドネシアは世界的にも熱い市場の一つとされている。
インドネシアを中心とした東南アジアを攻略するとしており、インドネシア以外の東南アジアの国に参入することも匂わせている。
フィリピンにはOptisの事務所が設置されており、またフィリピンのスマートフォン市場も注目度が比較的高いことから、フィリピンに参入する可能性もある。
なお、Optisを中心としたコンソーシアムはすべてのPantechの事業を買収するわけではなく、アフターサービスの部門などは買収されないとの情報も出ている。
Pantechの全従業員は約1200人であるが、少なくとも400人以上の雇用を継承すると見られるが、具体的な人数などは不明である。
Optisを中心としたコンソーシアムはPantechの回生案を提出する予定で、その後にスマートフォンの東南アジア展開など具体的な事業計画が明らかになる見通しである。
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