ウズベキスタンの新興キャリアUMSがDC-HSDPAを導入、下り最大42Mbpsに
- 2015年07月30日
- 海外携帯電話
ウズベキスタンの移動体通信事業者であるUniversal Mobile Systems(UMS)は2015年7月22日にDC-HSDPAを導入したことを発表した。
これまでUniversal Mobile SystemsはHSPA+で通信速度は下り最大21.1Mbpsとしていたが、DC-HSDPAの導入により通信速度を下り最大42.2Mbpsに高速化している。
Universal Mobile Systemsは2014年12月1日より移動体通信サービスを開始しており、移動体通信サービスの開始から約8ヶ月の新興の移動体通信事業者である。
ロシアのMTSとウズベキスタン政府が共同で出資し、出資比率はMTSが50.01%で、ウズベキスタン政府が49.99%である。
MTSは過去にUzdunrobitaとしてウズベキスタンで移動体通信サービスを提供していたが、ウズベキスタン政府による免許剥奪によってウズベキスタン市場から撤退していた。
ウズベキスタン政府による免許剥奪は国際仲裁まで発展したが、MTSとウズベキスタン政府が和解したことで約2年ぶりにMTSがウズベキスタン市場への復帰を果たした。
Universal Mobile Systemsの通信設備はUzdunrobita時代に使用していた通信設備を利用している。
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