タイのAISとTOTが合弁会社の設立を検討、基地局の共同管理を計画
- 2015年08月11日
- 海外携帯電話
タイの移動体通信事業者であるAdvanced Info Service(AIS)は国営の移動体通信事業者であるTOTに合弁会社の設立を提案していることが分かった。
Advanced Info Serviceは900MHz帯におけるGSMサービスはTOTが保有する周波数および基地局を用いて提供しているが、2015年9月に契約が満期を迎えるため、それ以降に合弁会社を設立して共同で900MHz帯の基地局を管理する狙いがある。
900MHz帯は将来的にLTEサービスで活用される見通しで、Advanced Info Serviceは基地局を管理する権利を取得して、次世代サービスの研究開発を加速させる模様である。
出資比率はTOTが51%でAdvanced Info Serviceが49%となる見通し。
Advanced Info Serviceの幹部は合弁会社の設立についてTOTと交渉していることを認めており、一方でTOTは2015年9月に戦略的提携企業を発表する予定としている。
なお、タイではdtacブランドを展開するTotal Access Communicationと国営のCAT Telecomが1.8GHz帯の基地局を共同で管理するために合弁会社を設立する計画とされている。
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