豪州のSingtel OptusがFDD-LTEとTD-LTEを含めた3CC CAを世界で初めて商用化
- 2015年08月16日
- 海外携帯電話
シンガポールのSingapore Telecommunications(Singtel)傘下で豪州の移動体通信事業者でOptusブランドを展開するSingtel OptusはFDD-LTE方式とTD-LTE方式を含めた3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)を商用化すると発表した。
TD-LTE方式の2.3GHz帯(Band 40)における20MHz幅を2コンポーネント・キャリア、FDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)における15MHz幅を1コンポーネント・キャリアを束ねたCA_3-40-40を採用し、通信速度は317Mbpsを実現するという。
ニューサウスウェールズ州のニューカッスル、ランブトン、メイフィールド、メイフィールド・ウェストを3CC CAの提供エリアとしている。
2015年9月上旬にメルボルン、2016年の早い時期にシドニー、2016年中旬頃にブリスベンやアデレードを3CC CAの提供エリアとする計画を示している。
Singtel Optusの3CC CAを利用するためにはLTE UE Category 9に対応した端末が必要となり、Singtel Optusが取り扱うSamsung Galaxy S6 edge+およびSamsung Galaxy Note5で利用できる。
なお、FDD-LTE方式とTD-LTE方式を含めた3CC CAを商用化する移動体通信事業者はSingtel Optusが世界初となる。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。