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香港SmarToneのプリペイドSIMでLTEを使う



香港の移動体通信事業者の一部はLTE方式の高速な通信をプリペイド向けにも開放しており、香港へ渡航した際に試してみた。

最近はプリペイド向けにLTE方式のサービスが解放する移動体通信事業者も増えているが、香港のSmarToneは早い段階から解放していた。
SmarToneはLTE 1800(B3) MHzでLTEサービスを提供しており、LTE 1800(B3) MHzに対応したスマートフォンを用意して使ってみたので、メモ程度に記事を書いておく。
予めSIMカードとスマートフォンを用意してから渡航しており、香港国際空港に着いた時点で検証を開始することができた。


SmarToneのLTEは速度が速く、帯域幅は10MHz幅ながら下りは60Mbps近く、上りは20Mbps以上を記録することもあった。
測定に使用した端末は、予め用意しておいたMOTOROLA RAZR M (XT905)と現地で購入したLG Optimus Vu: II (LG-F200K)である。


LTE UE Category 3において帯域幅が10MHz幅の場合は下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsとなるため、上りは理論値に近い速度が出ていたことになる。

都市国家で国自体が狭いこともあり、SmarToneの場合は殆どの場所がLTEエリアのように感じた。
ホテルのエレベータ内でEDGEに落ち、中国の深圳との国境へ向かう列車の中で1度だけHSPAに落ちたくらいで、それ以外は基本的にLTEで接続されていた。
地下鉄で移動中に下りが50Mbps以上も出たのは驚いた。
香港とマカオを結ぶフェリーに乗ったが、海上でも問題なくLTEを使うことができた。


あまりにもスピードテストをしていたため、すぐにデータ通信量が5GB近くになってしまった。
SmarToneは5GBを超えると規制の対象であり、実際にそのことを知らせるメッセージが飛んできた。
規制されるとスピードテストをしても楽しくないので、予備用にもう1枚SIMカードを現地で調達することに決めた。
中国でW-CDMA方式のローミングが可能なSIMカードも欲しかったため、3 HKのSIMカードと一緒に購入することにした。
香港では屋台等でもSIMカードを販売しており、深水埗の屋台でSIMカードを購入することができた。

しかし、LTEを使えるSmarToneのSIMカードを入手するのに少々苦労したのである。
英語は全く通じないようで、LTEと言うと???といった反応で、4Gと言うとHSPA+ 42Mbpsに対応したSIMを出され、なかなか通じなかった。

偶然にも日本で購入していたLTEを使えるSmarToneのSIMカードの台紙が鞄の中に紛れていたため、それを見せると購入することができた。

予備用にSIMカードを購入したものの、10GBを超えても規制は掛からず、2枚目のSIMカードも開通して現地で購入したスマートフォンで使うことにした。

規制されればネタ的にも美味しいと思っていたのであるが、規制されることはなく2枚のSIMカードで30GB強も使っていた。
3日弱の滞在で30GB強なので、平均して1日10GB以上使っていたことになる。
香港に渡航したのは2013年3月で、現在はLTEサービスをプリペイド向けに開放する移動体通信事業者も増えており、また使える周波数帯や帯域幅が拡大した移動体通信事業者もある。
またそう遠くないうちに、香港へ渡航してLTEを楽しみながら携帯電話端末を調達したいところである。

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