日本通信がb-mobile4G WiFi3を本来あり得ない理由で出荷を停止

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日本通信は2013年6月14日に発売する予定であったモバイル無線LANルータ「b-mobile4G WiFi3 (BM-AR5210BK)」の出荷を停止したと発表した。
プレスリリースでは“本来あり得ない”理由で出荷を停止したとしており、プレスリリースの文体も“本来あり得ない”ものとなっている。
出荷を停止した理由としては日本通信の意図に反してSIMロックが掛かっていることが判明したと説明している。
通信方式はLTE 2100(B1)/1500(B21)/800(B19) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHzに対応しており、NTT docomoのSIMロックが掛かっていたと思われる。
日本通信はこれまでSIMロックフリーを推進しており、SIMロックフリーの端末を提供していた。
発売日の2013年6月14日になって、製造メーカー側からSIMロックが掛かっているとの報告があったとしている。
日本では移動体通信事業者の意向でSIMロックを掛けることが多く、製造メーカーもその流れに則ってきた結果と、責任を製造メーカー側に押し付けている。
尚、製造メーカーはAM JAPANである。
本来、SIMロックフリーを謳って販売するならば、日本国内において法的に問題なく使える移動体通信事業者のSIMカードで検証する必要はあるはずだ。
今回の件は日本通信の“あり得ない”ミスとも言えるのではと考えている。