AXGPやPHSに対応したWILLCOM WX10Kと思われるYAKF-1がFCC通過
- 2013年06月18日
- SoftBank-KYOCERA
WILLCOM向けのKYOCERA製AXGP(TD-LTE)/W-CDMA/GSM/PHS端末「YAKF-1」が2013年6月16日付けでFCCを通過した。
FCCIDはJOYYAKF-1。
YAKF-1は下記の周波数でFCCを通過している。
1850.2~1909.8 MHz:GSM 1900 MHz
2402.0~2480.0 MHz:Bluetooth
2412.0~2462.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 b/g/n
2412.0~2462.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 b/g/n
5180.0~5240.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 a/n
5260.0~5320.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 a/n
5500.0~5700.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 a/n
モバイルネットワークはGSM 1900 MHzで通過している。
AXGP(TD-LTE) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/1500(XI)/900(VIII) MHz, GSM 1900/1800/900 MHz, PHS 1900 MHzに対応することが分かっている。
Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。
無線LAN通信はIEEE 802.11 a/b/g/nに対応している。
2.4GHz帯に加えて5.xGHz帯での無線LAN通信も可能である。
5.xGHz帯では40MHz帯域幅システム(HT40)にも対応しており、高速な通信を実現する。
RFIDの周波数では通過していないが、FeliCaには対応すると思われる。
YAKF-1は未発表端末のメーカー型番である。
WILLCOM向けのスマートフォンになる可能性が高いと考えられる。
OSにはAndroid 4.2.2 Jelly Bean Versionを採用している。
チップセットはQualcomm MSM8960 Snapdragonである。
CPUはクアッドコアで動作周波数が1.5GHzとなっている。
キャリア型番はWX10Kとなる見通しである。
筐体サイズ(長さ×幅×厚さ)は約134.0×66.0×10.9mmとなるようで、KYOCERA製のスマートフォンではKDDI向けのau URBANO L01 KYY21と近いサイズである。
約4.7インチ程度のディスプレイを搭載することになると思われる。
WILLCOM DIGNO DUAL WX04KのようにSoftBankのネットワークも利用可能なスマートフォンとして登場する可能性が高い。
SoftBankのULTRA SPEED (HSPA+)だけではなくWireless City PlannningのMVNOとしてサービスしているSoftBank 4G (AXGP)に対応する点も大きな特徴となりそうである。
FCCではラベルと端末背面図の他に実機と思われる画像も公開されている。
・FCC (Kyocera YAKF-1)
https://apps.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=533135&fcc_id=JOYYAKF-1
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