Foxconnがインド事業強化の一環で銀行設立やインドメーカー2社への出資を計画
- 2015年09月02日
- 海外携帯電話
台湾のFoxconn Technology Group(鴻海科技集団)はインドにおける事業強化の一環で、銀行の設立やインドの端末メーカーへの出資を計画していることが分かった。
Foxconn Technology Groupは民間銀行を設立する計画で、インド企業との共同出資となる見通し。
インドでは外国直接投資による民間銀行への出資は最大で74%までと規定されている。
そのため、インド企業との共同出資となることは必至である。
なお、49%までの出資は自動認可となり、49%を超える出資はインド政府による審査と承認が必要となっている。
インドでは英国のVodafone傘下のVodafone Indiaがインドで移動体通信事業を手掛けるが、Vodafoneもインドにおける銀行業の認可を受けたとされている。
また、Foxconn Technology Groupはインドの端末メーカーであるMicromax InformaticsやVideocon Groupに出資する計画も判明している。
Micromax InformaticsやVideocon Groupへの出資は2015年中に完了させることを目標としている。
Foxconn Technology Groupはインドで相次いで工場を設立しており、Micromax InformaticsやVideocon Groupと資本提携し、Foxconn Technology Groupがインド国内で保有する工場における製造を促して工場稼働率を高める狙いがあると思われる。
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