NTTドコモも出資するバングラデシュのRobi AxiataがAirtel BDとの統合計画を認める
- 2015年09月10日
- 海外携帯電話
バングラデシュの移動体通信事業者であるRobi AxiataはインドのBhari Airtel傘下でバングラデシュの移動体通信事業者であるAirtel Bangladeshと統合する計画があることを認めた。
これまでにBhari Airtelは収益性の低い市場から撤退することを示唆しており、スリランカ、ブルキナファソ、コンゴ共和国(コンゴ・ブラザビル)、シエラレオネ、チャド、そしてバングラデシュから撤退するとの情報が報道されていた。
アフリカ各国における事業はフランスのOrangeと売却に向けて交渉していることを認めており、またスリランカにおける事業はEtisalat Lankaとしてスリランカで移動体通信事業を手掛けるEmirates Telecommunicationsと統合する計画も伝えられていた。
Bhari Airtelがバングラデシュから撤退することになれば、Airtel Bangladeshは既存の移動体通信事業者と統合する可能性が有力視されていたが、Robi AxiataがAirtel Bangladeshと統合する計画があることを認めている。
この計画は正式な合意には至っていないが、統合の交渉が纏まればRobi AxiataがAirtel Bangladeshを吸収する形での統合になると思われる。
仮にRobi AxiataとAirtel Bangladeshが統合されることになれば、加入者数はバングラデシュの移動体通信事業者で2番目となる見通し。
なお、Robi AxiataにはマレーシアのAxiataグループと日本のNTT docomoが出資しており、出資比率はAxiataグループが91.59%、NTT docomoが8.41%となっている。
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