ベトナム政府が中国移動による西沙諸島のTD-LTEエリア化に対して抗議
- 2015年09月20日
- 海外携帯電話
ベトナム政府は中国の移動体通信事業者であるChina Mobile(中国移動)が西沙諸島(パラセル諸島)をTD-LTE方式による4Gサービスの提供エリアとしたことについて抗議する声明を発表した。
ベトナム外務省を通じて抗議しており、西沙諸島におけるChina MobileによるTD-LTEネットワークの構築は違法行為との見解を示している。
改めてベトナムは西沙諸島の領有権を主張し、「China Mobileの行いは違法行為であり価値はない」との声明を出した。
西沙諸島はサンゴ礁の島と岩礁で構成されており、台湾やベトナムが領有権を主張するものの、すべてを中国が実効支配している。
China Mobileは約15ヶ月もかけて西沙諸島の永興島、趙述島、金銀島、珊瑚島、中建島、琛航島、東島にTD-LTEネットワークを構築した。
Ministry of Foreign Affairs Vietnam
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。