カンボジアでSIMカードの登録を義務化
- 2015年09月29日
- 海外携帯電話
カンボジアの行政機関で電気通信事業などを管轄する郵便・電気通信省はSIMカードの登録を義務化する決定を下した。
カンボジアにおけるすべての移動体通信サービスの顧客は外国人を含めて2015年中に個人情報を登録するよう呼びかけており、未登録のSIMカードは番号が抹消されるという。
カンボジアにおけるSIMカードは全体の約70%に相当する2,000万回線が未登録としており、未登録のSIMカードが犯罪行為に利用されることを防ぐ目的がある。
なお、カンボジアでSIMカードを採用する移動体通信事業者はMetfoneブランドのViettel (Cambodia)、SmartブランドのSmart Axiata、CellcardブランドのCamGSM、qbブランドのCambodia Advanced Communications、SEATELブランドのSouth East Asia Telecom (Cambodia)となり、これらの5社を利用している場合はSIMカードの登録が必要となる。
なお、CooTelブランドのXinwei (Cambodia) TelecomはSIMカードを採用していない。
この決定を受けて、MobiTelはカンボジア政府による国家安全保障および消費者保護の取り組みをサポートする方針を示しており、可能な限り簡単かつ便利なSIMカードの登録方法を用意するという。
また、MobiTelは複数の方法でSIMカードを登録できるよう準備を整えており、対象顧客についてはSMSで通知することも明らかにしている。
SIMカードが登録済みであるかどうか不安であれば、24時間対応のコールセンターに電話するよう呼びかけている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。