チリのEntelが商用ネットワークでCAをテスト、通信速度は250Mbpsに達する
- 2015年10月06日
- 海外携帯電話
チリの移動体通信事業者であるEntel Telefoniaは商用のLTEネットワークでLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションの試験を実施したことを明らかにした。
Entel TelefoniaはLTEサービスの開始当初より2.6GHz帯(Band 7)のみで提供してきたが、新たにAPT700 FDDと呼ばれる700MHz帯(Band 28)を取得しており、700MHz帯におけるLTEサービスも一部で開始したことでキャリアアグリゲーションの試験も可能となった。
キャリアアグリゲーションの組み合わせはCA_7-28となっており、下りの通信速度は250Mbpsに達するとアピールしている。
Entel Telefoniaが保有するLTE用の周波数は2.6GHz帯が20MHz幅で700MHz帯が15MHz幅となり、両周波数を束ねて計35MHz幅とするため、理論値は下り最大262.5Mbpsとなる。
Ericssonと共同でキャリアアグリゲーションの試験を実施したことを公表している。
なお、Entel Telefoniaによるキャリアアグリゲーションの商用化に関する時期については明らかにされていない。
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