韓国のLG U+が近日中に150MbpsのLTE-Advancedを開始、3G非対応の端末も投入

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韓国の移動体通信事業者であるLG U+は近日中にLTE-Advanced方式の商用サービスを開始すると韓国メディアが報じている。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション技術を用いて通信速度を高速化する。
キャリアアグリゲーション技術は異なる帯域を纏めて利用する技術で、LG U+においてはLTE 2100(B1) MHzの10MHz幅*2とLTE 850(B5) MHzの10MHz幅*2を束ねて20MHz幅*2として利用する。
通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなっており、従来の10MHz幅*2で提供していた下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsよりも2倍の速度となっている。
サービスの開始当初はソウルをエリア化し、その後は主要な84都市へ拡大する方針である。
対応端末としては最初にSamsung GALAXY S4 LTE-A (SHV-E330L)を投入する。
2013年中に計6機種のLTE-Advanced対応端末を投入し、2014年には15機種を追加する予定とのことだ。
LG U+は3GサービスとしてはCDMA2000 1700(BC4) MHzを利用して提供しているが、それに非対応の音声端末も投入される。
国際ローミング用にW-CDMA/GSM方式には対応するが、LG U+のネットワーク上ではLTE-Advanced/LTE方式のみで、音声通話はVoLTEのみとなる。
韓国においてはSK Telecomが先にLTE-Advanced方式の商用サービスを開始しており、LG U+はそれに続く形となっている。
・ZDNet Korea
http://www.zdnet.co.kr/news/news_view.asp?artice_id=20130711163733