韓国のKTがVoLTEローミングを提供開始、対象は日本のNTTドコモ

韓国の移動体通信事業者であるKTは国際ローミングでVoLTE (Voice over LTE)による音声通話サービスの提供を開始すると発表した。

まずは日本でVoLTEローミングの提供を開始し、KTの利用者が日本滞在時に韓国と同様にVoLTEを利用できる。

なお、対象の移動体通信事業者はNTT docomoのみとなっており、KTの利用者が日本でVoLTEローミングを利用するためにはNTT docomoのネットワークに接続しなければならない。

対応端末はLG V10 (LG-F600K)、Samsung Galaxy S6 edge+ (SM-G928K)、Samsung Galaxy Note5 (SM-N920K)の3機種で、今後はソフトウェアのアップデートを通じて対応端末を拡大する計画である。

NTT docomoは先にKTのネットワークでVoLTEローミングを提供しており、KTがNTT docomoのネットワークにおけるVoLTEローミングを開始することで、相互のネットワークにおいてVoLTEローミングを提供することになる。

相互のネットワークでVoLTEローミングを提供する事例は世界初と謳っている。

また、KTはVoLTEローミングの開始を記念してVoLTEローミング無制限を提供することも明らかにしている。

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