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深圳や東莞の携帯電話部品メーカーが相次いで倒産



中国の深圳を拠点とするShenzhen Hong Shun Xing Plastic Products(深圳市鴻楷興塑膠製品)および東莞を拠点とするDongGuan JingChi Plastics Technology(東莞市京馳塑膠科技)が倒産したことが複数の中国メディアの報道で分かった。

Shenzhen Hong Shun Xing Plastic ProductsおよびDongGuan JingChi Plastics Technologyはスマートフォンを含む携帯電話向けの部品を製造しており、中国のスマートフォンメーカーに対して部品を供給していた。

携帯電話部品メーカーの倒産は深圳を拠点とするShenzhen Fu Chang Electronic Technology(深圳市福昌電子技術)が倒産したことは記憶に新しい。

深圳や東莞は多くのスマートフォンメーカーの工場が設置されているが、携帯電話部品メーカーが相次いで倒産している状況となっている。

中国のスマートフォン市場は縮小傾向にあり、2015年第1四半期の集計では6年ぶりに出荷台数が縮小したことが分かっている。

また、複数の中国のスマートフォンメーカーは中国のスマートフォン市場の縮小に対応してグローバル展開を加速しているものの、インドネシアやインドなどの大規模な市場に投入するスマートフォンは中国で製造せずに、投入先の部品を用いて投入先の工場で製造を開始する事例が増えている。

そのため、中国の携帯電話部品メーカーにとっては不況となり、スマートフォンメーカーの工場が集まる深圳や東莞において携帯電話部品メーカーが相次いで倒産する要因の一つになっていると考えられる。

新浪経済

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