Pantechが2016年Q2に韓国とインドネシアで新型スマートフォンを発売へ
- 2015年10月20日
- 海外携帯電話
経営再建に向けて再出発した韓国のPantechは2016年第2四半期に韓国とインドネシアで新型のスマートフォンを同時に発売する計画であることが分かった。
Pantechは韓国のSOLiDとOptisが共同出資で設立したSMA Solution Holdingsに買収されることが決まっており、SMA Solution Holdingsが主導してPantechを再建する計画である。
SMA Solution Holdingsへの出資比率はSOLiDが96%、Optisが4%となっており、実質的にはSOLiDがPantechの経営権を握ることになる。
SOLiDはPantechの再建するにあたり、インドネシア市場を最初のターゲットとして最重要の位置付けであることを明らかにしており、2016年第2四半期には韓国とインドネシアでスマートフォンを同時に発売するという。
また、これまでは韓国国内でスマートフォンを製造していたものの、今後は製造コストを抑えられる国でスマートフォンを製造する計画を示しており、インドネシアでスマートフォンの製造を開始する可能性も十分に考えられる。
インドネシア市場に参入する際にはスマートフォンのローカライズが必要で、またインドネシアの移動体通信事業者と戦略的協力関係が必要ともしており、インドネシアの移動体通信事業者と合弁会社を設立するための交渉を続けていることを公式に認めている。
これまでインドネシアのTelekomunikasi IndonesiaおよびTelekomunikasi Indonesiaの傘下企業各社と合弁企業について交渉していることが分かっており、交渉がまとまればTelekomunikasi Indonesia系列の企業と合弁企業を設立して本格的にインドネシア市場における展開を始める可能性が高い。
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