ウズベキスタンのSuper iMAXがTD-LTEの提供エリアを大幅に拡大
- 2015年10月25日
- 海外携帯電話
韓国のKT傘下でウズベキスタンの移動体通信事業者であるSuper iMAXはLTEサービスの提供エリアを大幅に拡大した。
LTEサービスは2015年4月からトライアルサービスを開始し、2015年7月29日より正式に商用化したが、これまで提供エリアは首都のタシケントに限定されていた。
新たにサマルカンド、フェルガナ、コーカンド、ブハラの4都市をLTEサービスの提供エリアとしている。
また、タシケントでは屋外の面積カバー率を97.4%までカバーしたことも明らかにしている。
Super iMAXはこれまでサービスブランドをEVOとしてWiMAX方式で提供してきたが、新たにEVO+としてTD-LTE方式で展開を開始した。
TD-LTE方式の周波数は2.3GHz帯(Band 40)を採用している。
対応端末としてはモバイル無線LANルータや据置型無線LANルータを用意する。
Super iMAXはウズベキスタンのみならず中央アジアで最初にTD-LTE方式を商用化した移動体通信事業者である。
なお、Super iMAXは2007年の設立当初は韓国のKTと日本の住友商事が協同出資で、出資比率はKTが60%、住友商事が40%となっていたが、後に住友商事が撤退してKTの完全子会社となっている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。