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天瓏傘下でフランスのWikoが韓国のスマートフォン市場に参入か



フランスのWikoは韓国のスマートフォン市場に参入する計画であることが韓国メディアの報道で分かった。

Wikoブランドのスマートフォンはとある韓国企業が販売権を保有すると伝えられており、とある韓国企業は約3万台を確保している模様である。

仮想移動体通信事業者(MVNO)向けのスマートフォンとなり、ディスプレイは約4.7インチ、内蔵ストレージの容量は16GB、価格は199,900韓国ウォン(約21,000円)ほどとなる可能性が有力視されている。

VoLTE (Voice over LTE)には非対応となる模様で、SK TelecomまたはKTのネットワークを利用したMVNO向けとなる見通し。

Wikoはフランスを拠点としてWikoブランドのスマートフォンを展開しており、欧州、中東、東南アジア、アフリカのスマートフォン市場に参入している。

主要株主は中国のShenzhen Tinno Mobile Technology (深圳市天瓏移動技術)で、Wikoの株式の95%をShenzhen Tinno Mobile Technologyが保有するとされている。

基本的にWikoブランドのスマートフォンはShenzhen Tinno Mobile Technologyが開発および製造しており、実質的にShenzhen Tinno Mobile TechnologyはWikoを通じてグローバルでスマートフォンを展開していることになる。

なお、Shenzhen Tinno Mobile TechnologyはドイツのMobistel、イタリアのNew Generation Mobile (NGM)、ロシアを中心に展開する英国のFly、パキスタンのQMobile、インドのMicromax Informatics、Intex Technologies、ベトナムのQ-mobile、MyPhoneブランドを展開するフィリピンのMySolid Technologies and Devices、Evertekブランドを展開するチュニジアのCellcom、メキシコのLANIXにもスマートフォンを供給している。

EDAILY

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