韓国のLG U+が香港とシンガポールでLTEローミングを開始
- 2013年07月22日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるLG U+はLTEローミングを開始した。
LTEローミングのサービスはモバイル無線LANルータを借りる形式で、仁川空港のLG U+ローミングセンターで申請する必要がある。
モバイル無線LANルータは最大で10台の無線LAN機器を接続することが可能で、料金は1日当たり16500韓国ウォン(約1500円)となっている。
料金は低価格に抑えられているが、使用可能なデータ通信量が1日当たり1GBに制限されており、LTEを使える嬉しさのあまりに調子に乗ってスピードテストをやり過ぎないように注意が必要だ。
LTEローミングは香港とシンガポール共にLTE 1800(B3) MHzを使用する。
LG U+のスマートフォンは基本的にLTE 1800(B3) MHzに非対応となっており、そのためにその周波数帯に対応したモバイル無線LANルータを貸し出してローミングを行う形となった。
韓国の移動体通信事業者はSK TelecomとKTも香港とシンガポールでLTEローミングを実施している。
SK TelecomとKTはLTE 1800(B3) MHzに対応しているスマートフォンも多く投入しており、端末の貸し出しをする必要はなく、スマートフォンをそのまま持ち込んでLTEローミングを適用することが可能である。
LG U+のスマートフォンでもLTE-Advancedに対応したスマートフォンはCDMA2000 1700(BC4) MHzに非対応とすることで、LTE 1800(B3) MHzに対応することが可能になったとしており、2013年9月以降にスマートフォンをそのまま持ち込んでもLTEローミングが可能となるように調整を進めるという。
・D Daily
http://www.ddaily.co.kr/news/news_view.php?uid=106945
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