タイ当局がTOTに2.3GHz帯の利用を承認、TD-LTEネットワークを展開へ
- 2015年10月30日
- 海外携帯電話
タイの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Broadcasting Telecommunications Commission (NBTC)はタイ国営の移動体通信事業者であるTOT (Telephone Organization of Thailand)に対して2.3GHz帯の利用を承認した。
TOTは2.3GHz帯を保有しており、先に2016年半ばより2.3GHz帯を利用する計画を明らかにしていたが、National Broadcasting Telecommunications Commissionはそれを承認したことになる。
帯域幅はTOTが保有する64MHz幅のうち60MHz幅を商用サービスで利用する計画で、2025年末までの利用が認められている。
TD-LTE方式のBand 40として展開することになり、タイでは初のTD-LTE方式となる見通し。
なお、TOTが保有する2.3GHz帯は過去にタイの移動体通信事業者であるAdvanced Info Service (AIS)に貸し出してTD-LTE方式の試験を実施したことがある。
2.3GHz帯はTOTブランドで展開する自社の移動体通信サービスで利用するだけでなく、他の移動体通信事業者へ貸し出しする可能性も考えられる。
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