dtacがLTEサービスで1.8GHz帯を利用開始、まずはバンコク都内から
- 2015年11月03日
- 海外携帯電話
タイの移動体通信事業者でdtacブランドを展開するTotal Access Communicationは2015年11月2日よりLTEサービスで1.8GHz帯(Band 3)の利用を開始した。
これまでTotal Access Communicationは2.1GHz帯(Band 1)の5MHz幅のみでLTEサービスを提供していたが、帯域幅の不足がサービスの品質を損なうことを訴えており、1.8GHz帯もLTEサービスで利用する方針を明らかにしていた。
1.8GHz帯は10MHz幅を使用することになるため、通信速度はこれまでの下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbpsから下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsに高速化する。
エリアマップは2.1GHz帯のLTEサービス、1.8GHz帯のLTEサービス、2.1GHz帯(Band I)および850MHz帯(Band V)のW-CDMAサービス、1.8GHz帯のGSMサービスの4種類のエリアが区別されており、1.8GHz帯のLTEサービスはバンコク都内の中心部から開始していることが分かる。
バンコク都内の高トラヒック地域からLTEサービスで1.8GHz帯を使う計画も明らかにしていたため、予定通りに1.8GHz帯でLTEサービスの展開を開始したことになる。
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