タイで1.8GHz帯の周波数オークションが終了、AISとTrueが獲得
- 2015年11月13日
- 海外携帯電話
タイの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Broadcasting Telecommunications Commission(NBTC)は1.8GHz帯の周波数オークションの結果を公示した。
周波数オークションは2015年11月11日に実施しており、2枠に対して5社が争った。
参加企業はAdvanced Info Service (AIS)傘下のAdvanced Wireless Network (AWN)、Total Access Communication傘下のdtac TriNetとDTAC Broadband、True傘下のTrue Move H Universal Communication、Jasmine International傘下のJas Mobile Broadbandである。
対象となる帯域幅は30MHz幅*2となっており、2社で15MHz幅*2ずつ分け合うことになる。
周波数範囲はLot 1は1710.0~1725.0 MHzおよび1805.0~1820.0 MHz、Lot 2は1725.0~1740.0 MHzおよび1820.0~1835.0 MHzである。
周波数オークションの結果、Lot 1をTrue Move H Universal Communicationが獲得し、Lot 2をAdvanced Wireless Networkが獲得に成功した。
具体的な時期は前後する可能性があるものの周波数オークションの対象となった1.8GHz帯は2016年1月よりLTEサービスで利用可能となる見通しで、True Move H Universal CommunicationはTrueMove Hのサービスで、Advanced Wireless NetworkはAdvanced Info Serviceのサービスで1.8GHz帯におけるLTEサービスを提供することになる。
新規参入を目指したJas Mobile Broadbandは1.8GHz帯の獲得に失敗したが、2015年12月15日開催する900MHz帯の周波数オークションにも参加する計画である。
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