韓国のSK TelecomがLTE-Advanced Proの中核技術の実証実験に成功
- 2015年11月17日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるSK Telecomは1つのアンテナで2つ分のアンテナの性能を実現するElevation Beamforming技術の実証に韓国国内で初めて成功したことを発表した。
Elevation Beamformingは最大32の周波数を同時にまとめて使用するExtended CA、免許不要の周波数帯であるアンライセンス周波数帯とLTEネットワークを束ねて使用するLTE-Uなどと並んでLTE-Advanced Proの中核技術とされており、SK TelecomはLTE-Advanced Proの中核技術の実証実験に成功したと謳っている。
SK Telecomが新たに実証実験を実施したElevation Beamformingは、従来比で最大2倍の速度向上が可能としており、SK Telecomが実施したフィールドテストでは最大60%の速度向上効果を確認したことを明らかにしている。
実用化されることになれば、高トラヒック地における通信速度の低下や混雑などの問題解決に貢献すると見込んでいる。
また、今後もSK Telecomはグローバルメーカーと緊密な協力関係を構築し、LTE-Advanced Proに関連する技術開発において世界を先導する方針を示している。
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