チリの新興携帯電話事業者WOMがLTEサービスを開始
- 2015年11月17日
- 海外携帯電話
チリの移動体通信事業者であるWOMはLTEサービスを開始した。
LTEサービスの周波数はAWSと呼ばれるFDD-LTE 1700(B4) MHzを使用している。
まずは首都のサンティアゴとビニャ・デル・マールをLTEサービスの提供エリアとしており、2015年11月末までにアリカ、パリナコータ、タラパカにも提供エリアを拡大する計画である。
WOMは国際投資ファンドであるNovator傘下で、チリの移動体通信事業者でNII Holdings傘下のCentennial Caymanを買収してチリの移動体通信事業に参入した。
Centennial CaymanはブランドをNextel Chileとして展開していたが、経営難に陥ったNII Holdingsは経営再建の一環としてチリやメキシコにおける移動体通信事業を売却し、2015年1月にチリにおける移動体通信事業をNovatorが取得することで合意した。
Novatorは2015年7月7日よりブランドをWOMに変更しており、新たな移動体通信事業者として新サービスを提供する。
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