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Pantechが2016年Q2にインドネシアでエントリークラスのスマートフォンを発売へ



経営再建に向けて再出発した韓国のPantechは2016年第2四半期までに韓国とインドネシアで新型のスマートフォンを発売する計画がこれまでに判明しているが、新たな情報を韓国メディアが報道している。

インドネシアでは2016年第2四半期にエントリークラスのスマートフォンを販売する計画で、インドネシア向けへの輸出は30万台規模を予定しているという。

インドネシアでは国策でスマートフォンの国内製造を推進しており、インドネシアのメーカーのみならずインドネシアに参入する世界各国のメーカーがインドネシアにおける製造を開始しているが、Pantechはインドネシアへの参入当初はインドネシア国内で製造せず、まずは韓国で製造してインドネシアに輸出する模様である。

すでに開発を開始していることも明らかにされているが、詳細なスペックなどは不明である。

また、韓国には2016年上半期中に新型のスマートフォンを投入する計画とのことで、これまでに判明している情報と大きな相違はない。

Pantechは経営難に苦しみ、身売りに3度も失敗していたが、韓国のSOLiDとOptisが共同出資で設立したSMA Solution Holdingsが買収することで決定し、Pantechは経営再建に向けて再出発した。

SMA Solution Holdingsへの出資比率はSOLiDが96%、Optisが4%となっており、実質的にはSOLiDがPantechの経営権を握ることになる。

新生・Pantechはこれまで通り韓国でもスマートフォンを展開するが、スマートフォン関連業界が盛り上がるインドネシアに参入し、インドネシアにおけるスマートフォン事業に注力して再建を目指す方針である。

KBS NEWS

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