インド向けにSnapdragon 808を搭載したLTEスマートフォンQiKU Q Terraを発表
- 2015年11月27日
- Android関連
中国のQiKU Network Technologies(奇酷互聯網絡科技)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM端末「QiKU Q Terra」をインド市場向けに発表した。
QiKU Network TechnologiesはCoolpad(酷派)ブランドを展開するYulong Computer Telecommunication Scientific(宇龍計算機通信科技)とセキュリティソフトウェア大手のQihoo 360 Technology(奇虎360科技)による合弁会社で、QiKUブランドでスマートフォンを展開する。
OSにはAndroid 5.1.1 Lollipop Versionをベースとした360 OSを採用している。
360 OSは安全、軽快、省電力を特徴としており、セキュリティ関連で強みを持つQihoo 360 Technologyのセキュリティ技術が盛り込まれている。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 808 (MSM8992)で、CPUはヘキサコアとなっている。
ディスプレイはSHARP製の約6.0インチFHD(1080*1920)IPS液晶を搭載しており、画素密度は386ppiに達する。
2.5Dカーブディスプレイとしており、フロントパネルは淵が丸みを帯びた形状となる。
カメラはリアにデュアルカメラとなる約1300万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM方式に対応する。
SIMカードはデュアルSIMで、2枚のSIMカードを挿入できる。
Bluetooth 4.1や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)にも対応している。
システムメモリの容量は3GBで、内蔵ストレージの容量は16GBである。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備えている。
電池パックの容量は3700mAhとなっている。
リアには指紋認証センサを搭載しており、よりセキュリティ性能を高めている。
筐体の素材にはマグネシウムとアルミニウムからなるマグナリウム合金を採用する。
ハードウェアの製造はYulong Computer Telecommunication Scientificが担当している。
インド市場では招待制での販売も行う予定で、価格は招待による販売が19,999インドルピー(約37,000円)、招待なしでの販売が21,999インドルピー(約40,000円)に設定されている。
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