クリミア半島のWIN mobileがサービス中断の可能性を示唆、送電線爆破で大規模停電
- 2015年11月29日
- 海外携帯電話
ロシアの移動体通信事業者でブランド名をWIN mobileとしてクリミア半島のクリミア自治共和国およびセバストポリ市のみで移動体通信事業を展開するK-Telekomがクリミア半島全域で発生している大規模停電が移動体通信サービスに影響を与える可能性があることを明らかにした。
ウクライナ南部でクリミア半島への送電線が爆破された影響で、クリミア半島では2015年11月22日の未明より全域で大規模な停電が発生しており、ロシア政府はクリミア半島に非常事態宣言を発出している。
クリミア半島の電力供給が途絶えており、K-Telekomは蓄電池で基地局を動作させている。
K-Telekomは緊急モードで動作しているため、今後の状況次第で移動体通信サービスが一時中断となる可能性があると案内している。
クリミア半島ではクリミア自治共和国とセバストポリ市がロシア編入後、元のウクライナの移動体通信事業者が撤退してK-Telekomがロシアの移動体通信事業者として参入した。
K-Telekomは参入当初はGSM方式のみで提供していたが、すでにFDD-LTE/W-CDMA方式を導入している。
なお、クリミア自治共和国とセバストポリ市で展開する移動体通信事業者はK-Telekomのみで、その他のロシアの移動体通信事業者とは国内ローミングで提携する。
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