KDDIがリアルタイム・バスサイネージの実証実験を実施
- 2015年12月01日
- KDDI-総合
KDDIと小田急エージェンシーは2015年11月4日よりリアルタイム・バスサイネージの実証実験に取り組んでいることを発表した。
リアルタイム・バスサイネージは路線バスの車内においてKDDIのIoT技術で実現するとのことで、バス営業所での定期的な情報更新とは異なり、インターネットに常時接続するバス車載モニタにリアルタイムで情報の更新が可能であることを特徴としている。
最寄りの鉄道駅の運行情報や気象情報、ニュースなどリアルタイムに情報コンテンツを配信するほか、災害時には台風進路情報、津波情報、地震情報、河川氾濫情報なども配信可能としており、バス利用者の利便性や安全性が向上するという。
広告も配信することでバス利用者と企業の新たなタッチポイントの創出も期待できるとしており、今後のバスサイネージの車内での新たな活用方法について検討していく方針を示している。
リアルタイム・バスサイネージの実証実験は小田急バスの協力を得て小田急エージェンシーがサイネージ機器を設置しており、KDDIの通信網やコンテンツ配信を活用している。
実証実験の期間は2015年11月4日から2016年1月31日までの予定で、稼働時間は運行時間中すべてとしている。
設置車両台数は3台で実施エリアは小田急バス吉祥寺営業所内の運行エリアとなっている。
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