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フランスのBouygues Telecomが3CC CAと256QAMの組み合わせを2016年前半に商用化へ



フランスの移動体通信事業者であるBouygues TelecomはEricssonおよびQualcomm傘下のQualcomm Technologiesは商用ネットワークにおいて3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)と256QAMを組み合わせた試験に成功したことを発表した。

周波数はFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)、1.8GHz帯(Band 3)、800MHz帯(Band 20)を束ねたCA_3-7-20を採用しており、帯域幅は合計で45MHz幅としている。

また、3CC CAに加えて変調方式に256QAMを導入し、現行の64QAMでは10MHz幅で下り最大75Mbpsとなるが、256QAMでは10MHz幅では下り最大100Mbpsとなるため、理論値は下り最大450Mbpsに達することになる。

Bouygues Telecomは下りの通信速度は400Mbpsを大幅に超えるとアピールしている。

試験はEricsson製の商用設備を用いており、端末はQualcomm Technologies製のQualcomm Snapdragon X12 LTE モデムを搭載したNETGEAR AirCard 810Sを利用したことを明らかにしている。

NETGEAR AirCard 810SはLTE UE Category 11に対応しており、Bouygues Telecomは2016年第1四半期に取り扱う予定という。

Bouygues Telecomは2016年第2四半期に256QAMと3CC CAを組み合わせたネットワークを商用化し、2016年末までにそれに対応したスマートフォンを投入する計画も明らかにしている。

また、Bouygues Telecomの顧客はより強力なモバイルインターネットを体験可能になると優位性の主張も付け加えている。

Bouygues Telecom

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