中国移動がVoLTEやCA対応スマートフォンの低価格化を目指す、具体的な目標価格も提示

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中国の移動体通信事業者であるChina Mobile(中国移動)はLTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)に対応したスマートフォンの低価格化を目指すことを明らかにした。

VoLTEやキャリアアグリゲーションのような新技術に対応したスマートフォンは全体的に高価格であるが、これらの技術が一般的になるにつれて価格は下がる見込みであるが、早期に幅広く普及させるために目標価格を公開している。

VoLTEのみに対応したスマートフォンは299～399人民元(約5,600～7,500円)程度、VoLTEおよびキャリアアグリゲーションに対応したスマートフォンは999人民元(約19,000円)程度とすることを目標にするという。

China MobileはMediaTek、Qualcomm、Spreadtrum Communicationsと協力してVoLTEやキャリアアグリゲーションに対応したスマートフォンの低価格化を目指すとしている。

また、China Mobileは望ましい要求仕様を提示しており、VoLTE対応、キャリアアグリゲーション対応、デュアルSIMおよびデュアルスタンバイ対応、画素密度は200ppi以上、輝度は300cd/m2以上、10以上のアプリケーションを同時に起動しても問題なく動作するレベル、19時間の連続使用時間などを例として挙げている。

China Mobile