Qualcommと中国の天語が4G/3Gに関する特許ライセンス契約で合意
- 2015年12月30日
- 海外携帯電話
米国のQualcommは中国のBeijing Tianyu Communication Equipment(北京天宇朗通通信設備)と第4世代移動通信システム(4G)および第3世代移動通信システム(3G)の特許ライセンス契約の締結に合意したことを発表した。
両社は中国における4Gおよび3Gに関する特許ライセンス契約を交わしたとのことで、QualcommはBeijing Tianyu Communication Equipmentに対して4Gおよび3Gの技術を採用した端末機器の販売および開発するための特許ライセンスを付与したことを明らかにしている。
4GにはFDD-LTE方式やTD-LTE方式の技術、3GにはW-CDMA方式やCDMA2000方式の技術を含むとしており、ロイヤルティの金額など詳細な条件は公示されていない。
この特許ライセンス契約の合意を受けて、Beijing Tianyu Communication EquipmentはQualcommを世界的な最新技術のリーダでありイノベータとして認識し、Qualcommが保有する特許の価値を尊重するとしており、Qualcommの中国法人は中国をはじめとして製品展開の拡大に繋がるため、この契約の合意を歓迎すると声明を公開している。
なお、Beijing Tianyu Communication Equipment(北京天宇朗通通信設備)は中国の北京に本社を置く企業で、K-Touchをブランド名としてスマートフォンを展開し、中国を中心にアジアの複数の国においてK-Touchブランドのスマートフォンを販売している。
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