経営不振のHTCが桃園の旧本社ビルを売却
- 2015年12月31日
- 海外携帯電話
台湾のHTC(宏達国際電子)は台湾の桃園市に保有する土地および建物を売却することをHTCの投資家に対して明らかにした。
桃園市に保有する土地と建物には旧本社ビルが含まれており、売却額は60億6,000万台湾ドル(約221億4,200万円)に達するという。
土地や建物の売却先は台湾のInventec(英業達)となり、2015年12月29日付けでHTCとInventecはこの取引で合意した。
HTCは桃園市に本社機能を構えていたが、2012年6月に本社機能を新北市の拠点に移転している。
ただ、本社移転後もHTCの台湾における拠点のひとつとして、桃園市の旧本社ビルを使用しており、登記上の本店所在地は桃園市である。
土地と建物を売却する目的としては、運営コストを削減して業務効率を向上させるためで、HTCの収益性を高められると説明している。
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