カンボジアのKingtelが4G LTEサービスを開始
- 2016年01月20日
- 海外携帯電話
カンボジアの移動体通信事業者であるKingtel Communicationsはブランド名をKingtelとしてLTEサービスを開始した。
Kingtel Communicationsは中国のShenzhen Keybridge Communications(深圳鍵橋通訊技術)傘下の企業である。
Shenzhen Keybridge Communicaionsは国際投資事業を手掛ける子会社としてKeyBridge International(鍵橋国際)を香港特別行政区で設立し、2014年にKeyBridge Internationalを通じてカンボジアのEmaxx Telecomの株式65%を取得してEmaxx Telecomを傘下企業としている。
Emaxx Telecomの株式取得後にカンボジアでKingtel Communicationsを設立し、Emaxx Telecomが保有するライセンスや周波数を利用してKingtel Communicationsが移動体通信サービスを提供することになった。
これまでEmaxx TelecomはWiMAX方式で4Gとして移動体通信サービスを提供してきたが、Kingtel CommunicationsはLTE方式の導入によって本当の4Gと謳っている。
なお、周波数はFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)となる。
対応端末としてはモバイル無線LANルータと据置型無線LANルータを用意している。
カンボジアではSmartブランドのSmart Axiata、SEATELブランドのSouth East Asia Telecom (Cambodia)、MetfoneブランドのViettel (Cambodia)、CellcardブランドのCamGSMがLTEサービスを提供しており、Kingtel Communicationsはカンボジアで5番目にLTEサービスを開始する移動体通信事業者となる。
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