韓国のLG Electronics、2015年は6000万台近くのスマホを販売するもMC事業本部は赤字
- 2016年01月27日
- 海外携帯電話
韓国のLG Electronicsは2015年通年および2015年第4四半期の業績を公開した。
2015年通年はスマートフォンの販売台数が5970万台となっており、6000万台に近い台数のスマートフォンを販売したことが分かる。
2014年通年は5910万台のスマートフォンを販売しているため、年間販売台数は小幅増加となるものの、スマートフォン事業を手掛けるMobile Communications事業本部は市場競争の激化が影響して2014年通年より売上高が減少しており、営業赤字となったことを明らかにしている。
2015年第4四半期においては、Mobile Communications事業本部の売上高は3兆7,773億韓国ウォンで、438億韓国ウォンの営業赤字となっている。
売上高は前年同期の3兆7,938億韓国ウォンと比べて約0.4%減少となったが、北米市場でプレミアムスマートフォンの販売が好調で前四半期の3兆3,774億韓国ウォンと比べると約12%増加している。
2015年第4四半期は1530万台のスマートフォンを販売しており、製品ポートフォリオの改善などで前四半期の776億韓国ウォンの営業赤字と比べて赤字幅は縮小した。
2016年もプレミアムスマートフォンはLG GシリーズとLG Vシリーズを軸とする一方で、デザイン面で競争力を強化したエントリークラスのスマートフォンのラインナップを強化することで売上高の増加に繋げるとしている。
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