ブラジル郵便電信公社がMVNOとして携帯電話事業に参入へ、ローコストなサービスを計画
- 2016年02月01日
- 海外携帯電話
ブラジルのEmpresa Brasileira de Correios e Telegrafos (ブラジル郵便電信公社)は仮想移動体通信事業者(MVNO)として携帯電話事業に参入することを明らかにした。
Empresa Brasileira de Correios e Telegrafosは一般的にポルトガル語で郵便局を意味するCorreiosとして認知されており、Correiosのブランドで携帯電話サービスを提供する計画である。
携帯電話サービスの提供に先立ち、このプロジェクトに参加する企業の募集を開始しており、関心表明や提案を受け付けている。
募集対象となる企業は移動体通信事業者で50%以上がブラジル資本であることを条件としており、Empresa Brasileira de Correios e Telegrafosは関心を示した移動体通信事業者の中から入札でプロジェクトに参加する移動体通信事業者を選定し、選定された移動体通信事業者の設備やネットワークを借りて携帯電話サービスを提供する。
契約は5年間以上で入札額は282万ブラジルレアル(約8,548万円)からとしている。
Empresa Brasileira de Correios e Telegrafosは携帯電話事業に参入する理由として事業の多角化を挙げており、また低価格な携帯電話サービスを提供する計画を示している。
なお、過去にEmpresa Brasileira de Correios e Telegrafosは携帯電話事業への参入にあたり提携企業を募集したものの失敗に終わっており、今回は再挑戦となっている。
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