ミャンマー政府が携帯電話事業者に対する周波数割当状況を公開
- 2016年02月03日
- 海外携帯電話
ミャンマー(ビルマ)の行政機関で電気通信事業などを管轄する通信・情報技術省(Ministry of Communication and Information Technology:MCIT)はミャンマーで携帯電話サービスを提供している移動体通信事業者に対する周波数の割り当て状況を公開した。
ミャンマーで携帯電話サービスを提供している移動体通信事業者はMyanma Posts and Telecommunications (ミャンマー国営郵便・電気通信事業体:MPT)、ノルウェーのTelenor傘下のTelenor Myanmar、カタールのOoredoo傘下のOoredoo Myanmarの3社である。
Myanma Posts and Telecommunicationsは450MHz帯が3.75MHz幅*2、800MHz帯が6.25MHz幅*2、900MHz帯が10MHz幅*2、2.1GHz帯が15MHz幅*2、Telenor Myanmarは900MHz帯が5MHz幅*2、2.1GHz帯が15MHz幅*2、Ooredoo Myanmarは900MHz帯が5MHz幅*2、2.1GHz帯が15MHz幅*2である。
1GHz未満の周波数の合計はMyanma Posts and Telecommunicationsが20MHz幅*2、Telenor Myanmarが5MHz幅*2、Ooredoo Myanmarが5MHz幅*2、1GHz以上の周波数の合計はMyanma Posts and Telecommunicationsが15MHz幅*2、Telenor Myanmarが15MHz幅*2、Ooredoo Myanmarが15MHz幅*2となっている。
なお、Myanma Posts and Telecommunicationsに割り当て済みの800MHz帯は固定通信用のCDMA2000方式となるが、CDMA2000方式の対応した携帯電話端末でも利用することが可能である。
また、1.8GHz帯についてはMyanma Posts and Telecommunicationsに一時的な使用権が付与されており、イベントなどで通信環境を整備するために1.8GHz帯の20MHz幅でFDD-LTE方式を運用している。
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