クリミア半島で携帯電話事業者Krymtelekomが新規参入、携帯電話サービスを開始
- 2016年02月03日
- 海外携帯電話
ロシアの移動体通信事業者でクリミア半島のクリミア共和国のみを事業の展開範囲とするKrymtelekomは移動体通信サービスを開始した。
Krymtelekomはクリミア共和国の首都であるシンフェロポリ市に本社を設置する国有企業で、クリミア半島のセヴァストポリ市は事業の展開範囲外としている。
移動体通信サービスはW-CDMA方式の2.1GHz帯(Band I)およびGSM方式の1.8GHz帯で提供しており、パケット通信はHSDPA方式で下り最大14.4Mpsとなっている。
セヴァストポリ市では国有企業のSevtelecomが2016年2月23日までにセヴァストポリ市限定で移動体通信サービスを開始する見込みで、KrymtelekomとSevtelecomは実質的に同一事業体とみなして相互にローミングを行うと思われる。
これまでクリミア半島ではブランド名をWIN mobileとして展開するK-Telecomのみが移動体通信サービスを展開してきたが、Krymtelekomの新規参入によりK-Telecomの独占は崩壊する。
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