リトアニアの1.8GHz帯と900MHz帯の周波数オークションの結果を公示、既存の携帯電話事業者3社が取得
- 2016年02月11日
- 海外携帯電話
リトアニアの行政機関で電気通信事業を管轄するCommunications Regulatory Authority of the Republic of Lithuania (RYSIU REGULIAVIMO TARNYBA:RRT)は1.8GHz帯および900MHz帯の周波数オークションの結果を公示した。
周波数オークションは2016年1月7日より開始しており、対象となる周波数範囲は900MHz帯が880.1~914.9 MHzおよび925.1~959.9 MHzのペアバンド、1.8GHz帯が1710.0~1785.0 MHzおよび1805.0~1880.0 MHzのペアバンドとなっている。
各周波数ともそれぞれ3ブロックに分けられており、900MHz帯はA1ブロックが880.1~891.7 MHzおよび925.1~936.7 MHz、A2ブロックが891.7~903.3 MHzおよび936.7~948.3 MHz、A3ブロックが903.3~914.9 MHzおよび948.3~959.9 MHz、1.8GHz帯はB1ブロックが1710.0~1735.0 MHzおよび1805.0~1830.0 MHz、B2ブロックが1735.0~1760.0 MHzおよび1830.0~1855.0 MHz、B3ブロックが1760.0~1785.0 MHzおよび1855.0~1880.0 MHzである。
また、周波数オークションの実施にあたり、ライセンスの有効期間は2017年11月1日から2032年10月31日までの15年間と定められた。
結果はUAB OmnitelがA2ブロックとB1ブロック、UAB Tele2がA3ブロックとB2ブロック、UAB Bite LietuvaがA1ブロックとB3ブロックを獲得し、既存の移動体通信事業者3社が各周波数とも1ブロックずつ取得したことになる。
移動体通信事業者には落札額の20%を公示日より1ヶ月以内に支払い、残りを15年間かけて分割で支払う必要がある。
周波数オークションによる収入は国家予算に充てるとしている。
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