メキシコの周波数オークションでAT&T Comunicaciones DigitalesとRadiomovil DipsaがAWSの周波数を取得
- 2016年02月22日
- 海外携帯電話
メキシコの行政機関で電気通信事業を管轄するInstituto Federal de Telecomunicaciones (ift)はAWSと呼ばれる1.7GHz帯(Band 4)の周波数オークションを実施し、周波数オークションの結果を公示した。
周波数オークションには米国のAT&T傘下でメキシコの移動体通信事業者であるAT&T Comunicaciones DigitalesとメキシコのAmerica Movil傘下でTelcelブランドを展開するRadiomovil Dipsaが参加しており、AT&T Comunicaciones DigitalesとRadiomovil Dipsaの両社がAWSの周波数を獲得した。
周波数オークションの対象は40MHz幅*2の上下合計80MHz幅となっており、AT&T Comunicaciones Digitalesは10MHz幅*2の20MHz幅、Radiomovil Dipsaは20MHz*2の40MHz幅と10MHz幅*2の20MHz幅で分離した2つのブロックで合計60MHz幅を取得している。
ライセンス料はAT&T Comunicaciones Digitalesが10億メキシコペソ(約61億7,978万円)、Radiomovil Dipsaが21億メキシコペソ(約129億7,754万円)となっている。
新たに獲得した周波数は両社ともFDD-LTE方式で利用する見込みである。
なお、AT&T Comunicaciones Digitalesは旧Comunicaciones Nextel de Mexicoで、AT&Tによって買収されている。
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