NTTドコモがMediaTekと5Gに関する共同実験と技術開発に合意
- 2016年02月22日
- docomo-総合
NTT docomoと台湾のMediaTek (聯發科技)は第5世代移動通信システム(5G)に関する共同実験および技術開発に合意したことを発表した。
これまでNTT docomoは5Gに関してEricsson、FUJITSU (富士通)、Huawei Technologies (華為技術)、Intel、Keysight Technologies、Mitsubishi Electric (三菱電機)、Nokia Solutions and Networks、Panasonic、Qualcomm、Rohde & Schwarz、Samsung Electronicsと協力しているが、新たにMediaTekと協力して5Gの実現に向けて共同実験や技術開発を進める。
NTT docomoとMediaTekは5Gの新しい無線アクセス技術としてNTT docomoが提案している非直交多元接続(NOMA)と、MediaTekが提案しているマルチユーザ干渉キャンセル(MUIC)技術を組み合わせることで、周波数利用効率を向上させて5Gのさらなる大容量化を実現する技術を開発し、2017年以降に共同実験を実施する計画としている。
また、5Gの新しい無線インターフェースや5G対応端末に必要なチップセットの開発についても2018年以降の共同実験を検討しており、NTT docomoが目指す2020年の5Gによるサービスの提供に必要な端末開発や商用環境の実現に活用する方針である。
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