Deutsche TelekomとHuawei Technologiesがミリ波を用いたMU-MIMOの試験を実施
- 2016年02月25日
- 海外携帯電話
ドイツの移動体通信事業者であるDeutsche Telekomは中国のHuawei Technologies (華為技術)と共同でミリ波を利用したマルチユーザMIMO (MU-MIMO)技術の試験を実施したことを発表した。
試験には73GHz帯を用いており、マルチユーザ環境における周波数利用効率を向上して最大で70Gbpsの通信速度を達成したことを明らかにしている。
また、 MMFA (Meta-Material based Focal Array)技術を適用して制御可能な指向性のあるペンシルビームを生成し、モバイル環境で動的なビーム追従機能の試験も実施したという。
Deutsche Telekomは第5世代移動通信システム(5G)の核心技術を提携各社と共同で評価するために5G:hausプログラムを立ち上げており、ミリ波を用いたマルチユーザMIMOの試験は5G:hausの一環で実施したとのことである。
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